登壇者インタビューその2〜後編〜

二村さんのインタビュー記事後編です!
いよいよ私の人生相談になっていきます。もうしばしおつきあいください!

気がつけば僕の人生相談に

Y:「あの、その、親の敷いたレールから外れるのって、どうしたらできるんでしょうか」
二:「うーん、じゃあ、どうして君にはできないんだろう。君は何になりたいの?」
Y:「弁護士です。親の望み通り、いい事務所に入ってお金稼いでから、好きなことすればいいのかなって。」
二:「弁護士って人間関係の仕事だよね。ハッタリとか相手の心を読むとか、裁判に勝つのに必要なんじゃないの? そういうのは、どこで学ぶの? レール通りに進んでたら、学ぶ機会ないよね? けっきょく最終的に金持ちになれるのは、いわゆる人間力がある弁護士でしょ。」
Y:「その能力というかコミュニケーションに対する焦燥感みたいのがあって…」
二:「焦燥感って(笑)こいつ大丈夫かよ。いや、でも、あるよねそういうの。焦燥してるだけマシだと思いますよ。」
Y:「自分、人の命とか財産とか預かれんのかって。友達とですら、どうやって信頼関係を築くのかわかってない。そんなんでお客さんから信頼勝ち取るのなんて100%無理だって」
二:「でもさ、そういうのが自分には欠けているって思ったから、こういう(『こじらせ東大生の恋愛相談会』のような)活動に入ったんでしょ。ここで何かを学ぼうって。だから、なんとかなるんじゃないの? レールの上だけ進んで、あと適当に遊んで要領よくやってる出来のいい奴は、AV監督になんて会いに来ないでしょ?」

コミュニケーション・自己開示って何?

Y:「はい。実は、その、あの僕こないだフラれまして…」
二:「こいつ聞いてないことまでしゃべりだしたぞ(笑)。いいですよ。聞きましょう。」
Y:「すいません…。その時友達に渡されたのが『すべてはモテるためである』でした。いい から読めと。読んでみると、自分はあれもできていない。これもだめ。臆病でバカでキモチ
ワルい奴だって。そんな時にこの企画に誘われ、二村さんが来ると聞いて入りました。相手
と自分とそして相手との関係性を見たコミュニケーションができてない。とりあえず人にやさしくしていればいいと思っていた。全然ちがうじゃんって。でもどうしたらいいか漠然 としかわからなくて…。」
二:「うん。」
Y:「でも、このまま行ったら、弁護士の資格だけある。ザ・つまらない奴になってしまう。人形がスーツを着て歩いているみたいになってしまう。大きく言えばどうコミュニケーションをとっていいかわからない」
二:「いま、コミュニケーションできているよね。」
Y:「え?」
二:「できてますよ。」
Y:「でも僕、多分、いま相当おどおどしていてキモチワルい…」
二:「はい。キモチワルいです。でも、いやな感じはしない。自己開示をしようとしているから。伝えたいことを、僕にストレートに伝えようとしてくれているから。失恋の話もね。じゃあ、その話、イベント当日に会場で聞きますよ。君が、みんなの前で恥をかく覚悟をして来るなら。せっかくだからネタにしよう。」
Y:「ありがとうございます。ぜひ相談したいです…」

こうしてインタビューは、もはやインタビューではなく僕の人生相談として終わってしま った。

インタビューを終えて

感想を、一言で言います。
「体の半分が持ってかれた」ような気持だった。
だけど、少しだけ、本当に少しだけ。コミュニケーションがわかったかもしれない。自己開示をすること。気持ちをまっすぐに伝えようとすること。その怖さ。その難しさ。それがどれだけ時間がかかるのか(あと5分だよって言われてから1時間も話を聞いてもらってしまった)。そして、それを誰かが受け取ってくれた時の少しだけ胸のつっかえが取れたような気持ち。「このまま弁護士になってどうすんの、お前」なんて言ってくれた人なんていただろうか。そして僕が本当に伝えたいこと、聞きたいことにたどり着くまで、インタビューの時間を大幅にオーバーしても待ってくださった。二村さんは本当に厳しく優しい方だと思った。

人との距離感

だけど。まだまだ分からないことだらけだ。どうしたら相手のことをちゃんと見ていること になるのか。相手と自分の関係性ってどうしたら見えるんだろう。
二村さんはこうもおっしゃっていた。「おれが、すごい自由にやっているように見えるでしょ? ちがうよ。こんなこと言って、きみが泣きだしたらどうしよう、怒り出したらどうしようって思いながら微調整してるんだよ。人との距離感って、いまだによくわからないよ。難しいよね。」
人との距離感は本当に難しい。二村さんですらこうおっしゃるのだ。僕になんかわかるはずがない。でも。それでも少しでも知りたい。わかるようになりたい。そうして少しでも人ときちんと関係したい。たとえほんのすこしずつでも。素直にそう思った。もしかしたらもう手遅れかもしれない。
もしかしたら取り返しがつかないくらいキモチワルい人間になっていて、モテることはおろか人と向き合うこと、それすらできずに一生を終えるかもしれない。でも。そんなのは絶対に嫌です。

最後に

皆さんは感じたことありませんか? うまく言えないけど、自分は臆病でバカで自意識過剰なキモチワルい奴なんじゃないかって不安。「コミュ障」という言葉に象徴されるコミュニケーション能力への焦燥感。もっと人と向き合いたい。僕はこの企画に入って強く感じました。その不安を、焦りを、疑問を、息の詰まるような苦しさを、(そしてもしかしたら失恋の話を、)11/24(金)駒場祭で、二村さんに、先生方にぶつけます。そのためにこの企画に入ったのだから。僕の体の半分を取り返しに(残り半分も持っていかれる気がしますが)行きます。
僕と似た気持ちを抱いているなら、きっとヒントがこの企画にはあります。全然そんな風に思ったことのない人も、冷やかしでもいい。絶対に面白い会に、僕にも皆さんにも何か得られるもののある会に、します。
だから11/24(金)、東京大学駒場キャンパス KOMCEE West3階 K303 教室に来てください。お待ちしています。長文失礼いたしました。

※二村さんのプロフィールについては以下のリンクをご覧ください。
http://nimurahitoshi.net/index.htm

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